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(1)はじめに

 雑誌に「料金、日程、指導団体や店の方針、Cカード取得後のダイビングスタイルなどを考えて、自分にあった店をじっくりと選ぼう!」と書いてあったところで、素人にそんな真似はできません。だからこそ、読んでいるのです。

 結論からいうと、どのショップを選ぶのかは、その人の「運」みたいなものです。理由は
「人に聞こうにも、中立的なダイバーが少ない」
「値段以外の比較はピンとこない」
「受講前のセールストークから、店の姿を判断するのは難しい」
などなどです。

 ダイビングの広告は、英会話やエステと同じような目で見る必要があります。悪者扱いしているのではなく、効果や満足度は広告の文言とは別物です。
 書店に並ぶ「傾向と対策」をしっかりやっても、必ずしも大学に入学できるわけではありませんし、旅行雑誌の記事に期待していたのに、現地に行ってみたら肩すかしを食ったということもあるでしょう。多かれ少なかれ宣伝というのはそういうものです。ただ、まずいラーメン屋なら二度と行かなければ済むことですが、ダイビングの場合は「大金をはたく」こともさることながら、「信頼関係」が大きく絡むのでややこしくなるようです。

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 さて「ショップ選び一考」は、ダイビングを始める人に正確なアドバイスするつもりはなく、むしろ、ダイバーが(私自身も)、自分の歩んで来た道を振り返る材料にできないものかと思っています。
 事はそれほど複雑なことではなく「人に誇れるダイビングライフなら、きちんと次の世代に伝えればよい」という程度の発想です。問題があると分かっていながら、業界の実態や働いている自分自身を正当化するのは、社会人としてみっともないことです。

 ダイバーのみなさんは冒頭の言い回しなど聞き飽きているでしょうし、私も当たり前の話はなるべく避けたいと思っています。自分なりの角度から「講習料金」「指導団体」等について掲載します。


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