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(1)FDMCの素潜り区分

 水泳の授業の一部が「スノーケリング」に替われば、安全に広くスノーケリングを普及させることができます。スクーバの「泳げなくても潜れます」は危険な宣伝文句ですが、スノーケリングは3点セットやスノーケリングジャケットの浮力で、ある程度泳力不足を補えるのは確かです。学校の体育は「記録中心」ではなく、「楽しむスポーツ」がもっとあってもいいと思います。

 その時活躍するのが「スノーケリングインストラクター」でしょうが、2012年現在、(公財)日本体育協会にはそういう資格はありません。日本スノーケリング協会(JSA)をはじめ、任意団体の「スノーケリングインストラクター」が世に出てきましたが、内容はまだ玉石混淆だと思います。

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 FDMCのスキルランクは、元々あった「素潜り指導」に最近の「スノーケリング指導」を重ねたものです。世に「素潜り5級」などと言い放つと問題もあるでしょうが、「FDMCの5級」なら文句を言われる筋はありません。むしろ、クラブとしては、「基準をきちんと示す」「無茶な活動に歯止めをかける」という利点があると思っています。

FDMCスキルランク (ver05)
ランク技術検定/経験その他の項目


1級FDMCでの
素潜り指導
(省略)(省略)
2級10mBOX-100回
すも講指導実習
その他
すも講指導(学科、実技)






3級マスクブローをする素潜り
(8〜10m程度)
10mBOX-20回
その他
潜水士
4級すも講
素潜り10m
400mクロール、800mフリッパー
5級耳抜きする素潜り
(5〜6m程度)
5mBOX-20回上級救命、JSA指導員
6級すも講(入門編)
素潜り5m
200mクロール、400mフリッパー
体験ダイビング(耳抜き)





7級耳抜きしない素潜り
(2〜3m程度)
2mBOX-20回普通救命、JSAリーダー
8級素潜り2m
スノーケルクリア
50mクロール、100mフリッパー
9級水面活動
のみ
学科講習(1〜2h)
浮力確保
水面移動
バディシステムで、安全に、楽しく
スノーケリングができる
10級引率者の管理下で、安全に、楽しく
スノーケリングができる
体験初めての
3点セット
基本的な知識JSAスノーケリング講習
(メイト/ジュニア)

すも講(入門編):しっかり5m潜れるようになる講座。
すも講:初級バダイバー対象の10m素潜り講座。FDMCの原点。
BOX:潜り方のひとつ。
  1. FDMCの素潜り技術は「水面活動」「耳抜き」「マスクブロー」で区分している。
  2. FDMCのスノーケリングは「水面活動+耳抜きしない素潜り」である。JSAでは「十分な浮力による、水面での活動」だが、FDMCは少し潜る。
  3. FDMCの素潜りは、「概ね10mまで」である。
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 マリンスポーツの基本は「水泳」ではなく、3点セットを用いたスノーケリングでどうかと思います。きちんとした「現代泳法」の方が難しいです。
 自然に身につく「なんとなく平泳ぎ」ができるのなら、顔を上げずに水中の摩訶不思議な世界を楽しむ「スノーケリング」を始める。そして、
 1.「もっと自由に移動したい」と思ったら本格的に「水泳」を
 2.「ちょっと近づいて見てみたい」と思ったら「素潜り」を
 3.「長い時間ゆっくり見ていたい」と思ったら「スクーバ」を
始めればいいのではないかと考えています。「楽しく安全に遊ぶためには水泳も素潜りも大切」と、自然に身につくのが望ましいです。
(2012/01/27、ver05に改訂)


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