FDメンバーの極意(1)自称天才タケ君(2)自称天才タケ君(伝説編) (3)FD-NO.2の男リッキー君 (4)元祖マスコットガールMUちゃん (5)アンチ素潜り派マリリン (6)最強の素潜らーランボーちゃん (7)カナヅチからの10Mトルネード氏 (8)カナヅチでも10MのK姉さん (9)内耳窓破裂の副会長氏 (10)眠狂四郎式潜水法テポ氏 (11)クビ寸前のヒラマサ氏 (12)フィン嫌いのジャイ君 (13)貝採りポン爺さん (14)放浪の素潜らーMEGさん (15)見るからにマナティさん (16)さすらいの支部長とみちえ (17)歌姫はる姉さん (18)3児の母潜りスマキさん (19)良識派でーちゃん (20)努力の10Mまゆりん (21)どさくさ10Mがんちゃん (22)3人娘−OAK− (23)第一世代ドラゴンズはまさん (24)永遠の準会員?とくさん (25)社交ダンサープリさん (26)非会員タッキー君 (27)スズオ君とカコさん (28)天然伝説なおちゃん (29)ジュニア組ケータ (30)ジュニア組K平 (31)新最強伝説小ランボーちゃん (32)謎のニックネームH社長 |
(1)自称天才タケ君身長185cmのタケ君の素潜りデビューは葉山。フィンをつけると2.3Mになり、腕を伸ばすと体長3Mほどの怪物になる。この怪物くん、最初は3点セットに馴染めずアップアップの連続で、冗談かと思うほど下手な素潜りを見せてくれた。人生最初の素潜り記録は「2.1M」。逆立ちしてももっと深い。後日、人生二度目の記録は身長以下の「1.8M」。どうすればそこまでしか潜れないのか理解に苦しんだ。「君は、素潜りに向いてないのかもね」 「いや、先生、ちがくてちがくて、素潜りが僕のほうを向いてないんですよ、きっと」 「言い訳なんかどうでもいいけど、『ちがくて』禁止っていつも言ってるだろ!子供じゃあるまいし」 1997年7月、はる姉さん、とみちえさんとスクーバ同期のタケ君は、この日が3回目の素潜り。面倒なのでウェットスーツもウェイトも無し。水温19度でスーツ無しの素潜りなどドライスーツ派からすれば狂気の沙汰だが、この日の気温は36度あり、潜りやすい水質なら短時間の素潜りに支障はない。最初こそ「冷てえええええ!」と騒いでいたタケ君だが、30秒もすると「あれ?何ともない」という具合。 もともと海で潜ったことのない彼は「海は怖いもの」という先入観があった。また、プール講習で目や鼻が痛くなるのだから、海の水はさぞかし「塩辛くて」「目にしみる」「気持ち悪いもの」と想像していた。そんな彼だが..。 「全然冷たくなかったです」 「素潜りはすごく気持ちよかったです」 「海の中って、怖くないんですね」 「海水は、プールより人に優しいってことがよく分かりました」 「今度、素潜りだけもっとたくさんやってみたいです」 ついでにお調子者の彼が私のログブックに書いた感想は、 「海は友達。素潜り3回目にしてその極意に触れるあたり、まさに天才。自分の才能が怖い!」 唖然呆然。天才かどうかは疑問だが、普段教えている変なコツは段々理解してきたようだ。もう少し謙虚なら申し分ないが、よっぽど嬉しかったのだろう。しばらくは大目に見て、そのうち天才ぶりを遺憾なく発揮してもらおう。これがタケ伝説の始まりでもあった。 |