http://www.fdmc.net

スクーバ「あっとガイドシステム」

 ITっぽく書くと「@ガイド」となる。「後からガイド」という意味。FDMCでは普通に行っている方法。

 何百本潜ったところで、ガイドの後ろからついて行くだけでは一人前のスクーバダイバーとは言えないし、口だけ達者で初級者の迷惑になるベテランも多い。本気で上達したい初級ダイバーはそういう輩とは一緒に潜らない方がいいが、そうも行かないのが現実。レベルもバラバラで10人くらいで潜ったりする。

 「初級者」(※5〜6本潜ってアドバンスというレベルも含む)が、バディシステムや小グループで潜りたいとき、後からついて行って最低限のサポートをする方法が「@ガイドシステム」。バディ潜水の不安は帰り道と残圧にあるので、いざというときのお手伝い役。安全管理やフィッシュウォッチングの押し売りはしない。潜水計画や残圧チェック、基本のレスキューはダイバーの責任。@ガイドはあくまでも黒子。カメラのシャッターは喜んで押す。

 「ファンダイブやツアーは結構高いんだよね」と思いながら、上達しないからずっと店のツアーに参加せざるを得ないお客さんは少なからずいる。継続講習は商売としてやればいいが、上達しないままで終わらせてはいけない。現地のダイビングサービスで品良く上手に潜るダイバーが増えるほうが、育てたショップの評判も上がるというもの。「あそこのダイバーはしっかりしてる」と。この業界は結構狭いので、良くも悪くも噂は駆け巡る。

 ダイブマスターや指導員で「意欲ある初級者にセルフダイビングの機会を提供することは重要。そのお手伝いとして@ガイドは面白そう!」と思ってくれる人が増えると嬉しい。お金は大してとれないが、かなり感謝されるし、チャレンジする人の上達を目の当たりにするのは楽しい。保険がどうだとか料金設定がああだとかゴチャゴチャ言う指導員には向かない。


Copyright(C) 2010 F.D.MarineClub